大学院教育改革支援プログラム

イベントレポート

2008/4/2 ACADEMIC ENGLISH講座

春期休業期間中に人文社会科学研究科と地域研究研究科の学生を対象として、(1)英語による研究発表の仕方、(2)英語による質疑応答の仕方を学び、(3)ヒアリング力の向上を目指す計10時間の課外講座を開きました。講師はCharles Woolley 氏(フルブライト研究員)で、20名を超える学生が参加しました。

Academic English 1

2008/3/28 第1回IFERI外部アドバイザー委員会

茗渓会館4階会議室にて第1回IFERI外部アドバイザー委員会が開催されました。午後6時から8時までの2時間、坪井美樹研究科長の挨拶、各委員の紹介、IFERIの活動報告の後、足代嘉行氏(元住友生命保険相互会社副社長、元住友生命総合研究所長、元平安女学院大学理事)、柳川時夫氏(毎日新聞編集部特別編集委員)、中村龍一郎氏(NHK報道局エグゼキュティブ・ディレクター)、山田文比古氏(駐仏日本公使)、林史典氏(聖徳大学人文学部教授)より忌憚のないご意見を頂戴しました。

Advisory board 1 Advisory board 2

2008/3/18 日本・中央アジア学生知的交流会議

筑波大学中央アジア国際連携センターとウズベキスタン国立東洋学大学、ウズベキスタン日本人材センター共催の日本・中央アジア学生知的交流会議が開催されました。IFERIプログラム生による自主的な企画・運営によるウズベキスタンと日本の大学院生を中心とした知的交流会議です。「文化的アイデンティティ」「共生社会の実現」「科学技術とヒューマニティ」「開発経済と社会発展」をテーマに日本側から4人、ウズベキスタン側から4人の学生がパネラーとして話題を提供し、会場参加者と議論を深め、最終的になんらかの到達点を模索しようというのが今回の会議の目途でした。参加学生は84名、5時間の激論が日本語とロシア語とウズベク語が交差しながら行われました。

Gakusei Kaigi

2008/3/13-18 IFERI人文科学特講(2)(3)I

IFERI人文科学特講(2)(3)I(実施学期3学期、各15時間)が福盛貴弘講師(大東文化大学)により実施されました。福盛先生には「脳波を用いた言語研究」というタイトルで、実験音声学・言語学の手法で言語の脳内処理を探るための概説をしていただきました。実験手法を経験的に学んでもらうことを目的とするもので、(1)脳波を用いた言語研究、(2)事象関連電位(ERP)、(3)音声・音韻に関わる課題、(4)統語・意味に関わる課題について興味深いお話をいただきました。

2008/3/10-11 IFERI人文科学特講(1)I

IFERI人文科学特講(1)I(実施学期3学期、15時間)が加藤敏教授(千葉大学大学院教育学研究科)により実施されました。唐代諷諭文学を代表する元結(719〜772)の思想と文学について考察が行われました。元結文学の本質を「規諫」と捉え、初唐から盛唐に至る諷諭文学の潮流に位置づけ、「系楽府」十二首等の代表的作品の成立過程を踏まえ、諸作品の新解釈を検討されました。また、晩年に顕著となった水石への志向、銘の制作、顔眞卿の揮毫による「大唐中興頌」が浯渓に刻まれた意味等も視野に含め、唐代における士人文学の姿を明らかにするものでした。中国中国古典文学、中国古典詩学に関して貴重な講義となりました。

2008/3/8-9 IFERI人文科学特講(4)I

IFERI人文科学特講(4)I(15時間)が塚本秀樹教授(愛媛大学大学院)により実施されました。塚本先生には「現代日本語と現代朝鮮語の対照言語学・言語類型論的研究」というタイトルで、現代日本語と現代朝鮮語の形態論・統語論・意味論について,対照言語学さらには言語類型論からのアプローチに関しての考察を講義していただきました。両言語における種々の言語現象を取り上げ,特に,それぞれにおいて見出される両言語間の相違は何を意味し,またどのように捉えるべきであるのか,ということについて考える絶好の機会となりました。

2008/2/29 IFERI特別セミナー

IFERI特別セミナーが2月29日(金)に実施されました。講師に西山教行准教授(京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻外国語教育論講座)をお迎えし、「フランスの言語政策:対外言語普及政策の観点から」についてお話しいただきました。

2008/2/29 IFERI社会科学特講(1)(2)

IFERI社会科学特講(1)(2)がオラシオ・ゴンザレス・ラミレス氏(メキシコ国立農牧林業研究所研究員・ドォランゴ州立フアレス大学非常勤講師)により実施されました。

2008/2/28

2月27日・28日にIFERI人文科学特講(5)が定延利之教授(神戸大学教授)により実施されました。

2008/2/27

IFERIリサーチワークショップ合同報告会が2月22日(金)、2月27日(水)に実施されました。各プログラム生の取り組みに関して、主指導教員より、異分野融合指導の実態、支援経費との関係、および今年度の成果や問題点について報告をしていただき、異専攻の教員間で意見交換を行いました。

Research workshop 1 Research workshop 2

2008/2/25

2月25日(月)に益田岳氏(地域研究研究科研究員)による「フィールドワーク研修」が行われました。フィールドワークにおける最低限身につけておくべき倫理、知識、技術などを具体的な素材を用いて話していただきました。

2008/2/22

IFERI特別セミナーが2月20日(水)〜22日(金)に実施されました。ユディット・ヒダシ教授(ハンガリー共和国 ブタペスト商科大学教授・国際経営学部学部長、元ハンガリー共和国教育省国際部副部長)に「ヨーロッパの日本語教育:現状と課題、展望:現地人日本語教師養成に向けて」についてお話しいただきました。

2008/2/21

IFERI特別セミナーが2月21日(木)に実施されました。講師にチャン・インボン教授(韓国梨花大学校文学部)、イレーヌ・タンバ教授(フランス社会科学高等学院)を迎え、本研究科文芸言語専攻大学院生3名がフランス語による文法研究発表を行いました。

2008/2/18-19 国際シンポジウム

2月18日(月)、19日(火)に本学大学会館特別会議室にてIFERI主催の第1回国際シンポジウム「人文科学と社会科学の融合と国際ネットワーキング」が開催されました。大学院教育改革支援プログラムの助成を受けて国内および海外(韓国、中国、ウズベキスタン、ハンガリー、スロベニア、フランス)からパネリストを招き、世界各地における人文社会科学分野の高等教育の現状と展望について活発な意見交換をおこないました。さらに、国境を越えて問題意識を共有し、高等教育が抱える問題を国際連携によって解決する道を模索しました。参加者は2日間で100名を超え、盛況のうちに終了しました。

本シンポジウムの開催にあたっては、準備段階からIFERIプログラム生が積極的に参画しました。プログラム生が自分の専門と能力に応じてパネリスト招聘、会場の準備、当日の運営、通訳などを担当し、実務能力を鍛えました。また、シンポジウム最終日にIFERIセミナーを兼ねて11名のプログラム生が各自の研究テーマについて、その目的や方法、意義について発表を行い、参加者からの質疑を受けました。

シンポジウムの内容については、下記のポスターをご覧ください。

シンポジウムポスター

2008/2/18 比較市民社会・国家・文化特別プロジェクト・IFERI共催特別セミナー

2月18日(月)に比較市民社会・国家・文化特別プロジェクト・IFERI共催特別セミナーが実施されました。講師にFlorian Kohlbacher氏(ドイツ日本研究所研究員)を招聘し、「高齢化社会における企業の対応:概観と事例研究」について講演していただきました。

2008/2/11 大学改革合同フォーラム

2月9日(土)、10日(日)にパシフィコ横浜で開催された文部科学省主催「大学改革合同フォーラム」にIFERIより青木、池田、木村、戸部が参加しました。IFERIの取り組みに関するポスター発表を行い、ニューズレター等を配布しました。

GP forum

2008/1/16 TA研修会

IFERIのTA学生を対象に「IFERI TA研修会」を開催しました。宮本陽一郎教授(文芸・言語)にTAのあり方、近く導入が予定されているTF(ティーチングフェロー)制度についてお話ししていただきました。

2008/1/11 現地調査説明会

1月11日(金)にIFERI学生対象の「現地調査説明会」を開催しました。IFERI危機管理マニュアルに従い、現地調査の注意事項等について説明を行いました。

genchi chosa

2007/10/24 IFERI発足式

人文社会科学研究科から青木三郎教授(文芸・言語専攻)を代表者として申請した 平成19年度大学院教育改革支援プログラム(新領域開拓のための人社系異分野融合型教育)が採択されました。これは、人文系と社会科学系の異分野融合研究を促進する教育カリキュラムを展開することにより、(1)独創的な研究課題に取り組む研究者を育成し、(2)新たな研究領域を開拓すること目的とする教育プログラムです。このプログラムを推進するために研究科内に専攻間の連携を行う「インターファカルティ教育・研究イニシアティヴ(略称IFERI)」を 立ち上げる運びとなりました。

10月24日(水)、学長、副学長をはじめ、関係教員、第 I 期プログラム生の出席の下、IFERI発足式が執り行われました。発足式では、岩崎学長が祝辞を述べ、青木教授が当該プログラムのスタッフや概要を紹介しました。続いて第 I 期プログラム生が紹介され、最後にプログラム生代表が決意表明を行い、同プログラムに対する意気込みを語りました。

本学学長岩崎洋一先生より祝辞を賜りましたので以下に掲載いたします。

IFERI発足式 学長祝辞

本日から、人文社会科学研究科でインターファカルティ教育研究イニシアティヴという新しい機構が動き出すとのこと、まことにおめでとうございます。この機構は頭文字をとってIFERIと略称すると聞いておりますので、以下、私もそう呼ばせていただくことにします。

さて、人文社会科学研究科が平成13年に人文系および社会科学系の5研究科を再編・統合して発足したのは周知の通りであります。その特徴は、人間理解の根幹をなす哲学・文学・歴史等の人文科学系の研究と政治・経済・法学等の社会科学系の研究を統合し、分野間の垣根を低くして新たな時代に対応できる人材養成に取り組んだところにあったと言えるでしょう。その後も、大学院を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。大学院へのニーズと期待が高まり、多くの学生や社会人が大学院進学をめざすようになりました。また、高等教育がグローバル化し、研究者や大学院生の国際交流も当たり前になりました。その結果、大学院生の進路も研究者のみならず、多様化する傾向にあります。

学生の多様なニーズに対応するため、人文社会科学研究科では改組・再編に取り組まれました。来年度より5年一貫制の博士課程と前期・後期の区分制を併存させるともに、新たに学際型の新専攻として、前期課程の「国際地域研究専攻」と後期課程の「国際日本研究専攻」が設置されることとなりましたが、これは非常に意義のある改組・再編だと思います。本学が社会の付託に応えるためには、ディシプリンを重視した学究型の研究者・教育者を着実に輩出し続けることに加え、ディシプリンの壁を越えて現代社会の課題に取り組む学際的な研究者・教育者や国際貢献、文化事業、海外企業等で活躍する高度専門職業人を養成していくことが今後ますます重要となるからです。

同様の理由から、このたび文部科学省の大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)に人文社会科学研究科から応募した教育プログラムが採択されましたことを、私自身も非常にうれしく思っております。プログラムの名称は「新領域開拓のための人社系異分野融合型教育」ということで、これによりディシプリンの壁を越えて 現代社会の課題に取り組む学生が育つことが大いに期待されます。学生の知的柔軟性・独創性を導き出し、個性輝く研究を実現するのは容易なことではありません。そのためには、学生が自ら発案した課題に真剣に取り組むことは言うまでもありませんが、それだけではなく、指導する教員の側も学生の研究指導を通じて自らを変革していくことが求められてきます。今回のプログラムはそのような変革に取り組む人文社会科学研究科の積極的な姿勢であり、高い評価に値するものです。執行部としてもできる限り支援したいと考えております。坪井研究科長をはじめ、各関係教員の皆様のご努力に敬意を表するとともに、ここに参列された学生諸君には「プログラム第一期生」として、大いに個性を発揮していただきたいと思います。

ところで、IFERIは「教育研究イニシアティヴ」ですから、大学院GPの推進だけでなく、研究活動にも期待しております。ディシプリン型の研究はこれまで通り専攻や学系を基盤として着実に進めていただくのがよいかと思いますが、IFERIは、ディシプリンの壁を越えた人社系異分野融合研究プロジェクトのインキュベータとしての役割を担うものと期待しています。ちなみに、大学全体としてもこの夏に戦略イニシアティブ推進機構を立ち上げたところです。世界最高水準と呼ぶに相応しい実績と本学の特色を活かした学際融合性などを有し、 新たな学術分野を切り開く教育研究組織へと発展させるべき拠点を戦略イニシアティブとして位置づけ、その活動に対し戦略的な支援を実施していく予定です。

最後になりましたが、プログラム第一期生に選抜された大学院生の皆さん、おめでとうございます。皆さんの研究テーマを拝見しましたが、研究対象となる地域は日本、中国、台湾、ウズベキスタン、タイ、米国、ペルーなど世界各地におよび、テーマも日本語教育、認知科学、言語政策、メディア研究、歴史研究、政治・経済、国際関係など多方面にわたります。さらに、難民問題、日本における定住外国人、自殺や病の問題など、現代的課題に取り組む姿勢も見られ、「新領域開拓のための人社系異分野融合型教育」という趣旨にかなった顔ぶれだと感じます。皆さんには私を始め全学の期待がかかっていることをどうか忘れないでください。恵まれた支援を活用して国際的に活躍できる力を身に付け、ぜひともディシプリンの壁を越えて現代社会の課題に取り組み、これまでになかった新しい学問分野を切り拓いていただきたいと願っています。勇気と誇り、そして責任感をもってがんばってください。

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